たけのこ和の日記 〜1型糖尿病やら育児やら〜

同じ1日なんかないねんと思って日々過ごしてます。(自己暗示含む)

03.【徐々に・・・】

目に留めていただきありがとうございます。

 

今回は前回に引き続き自覚症状についてです。

*あくまでも一般的なアラフォー女性の目線から、を綴りたいので病気発覚時に勉強したことも含め現段階では専門的な言葉は極力使用せず日常的な感覚で書いています。

 

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多少の自覚症状が出だした頃、私には好きな人がいました(30半ばで「好きな人」というのも恥ずかしいが)。

仲の良いグループで飲みにいくところから、ちょっと二人でご飯でも・・・と時間をかけて段階を踏み、めでたくお付き合いする運びとなりました。

「痩せてよかった!」とまだ見当違いなポジティブは継続しています。

その辺りはまた需要があれば書くことにするとして・・・(ないやろ)

ただこの「彼」、現在の夫なんですが、この人と付き合ったことが病気の発見につながった、もしくは発見を早めたことになるのです。

 

 

お互いに年齢も重ねており、早い段階で結婚について話はしていました。

ただ、よくある『結婚したら子供は◯人で〜』とかそんな類のことです。

付き合いだしたカップルが浮かれて話すようなしょーもないこと。

 

お互い一人暮らしだったのですが、多少住む所が離れていました。

「もっと一緒にいたいなー」から同棲の話が出るようになり、試しに不動産屋さんに行ってみると思いのほか現実味を帯びてきました。

契約時にも『新婚さんですか?』や「ご主人」「奥様」呼びに浮かれ、にやけた結果(違うんやから否定しろよ)、付き合い始めて半年後、同棲スタートしました。

 

そこからはかなり早いスピードでリアルに結婚を考えるようになりました。

おそらく私だけが。

自分自身授かり婚に偏見はないけど、30代も半分過ぎるとそれなりの世間体も気にしたりしました。

「結婚してから子供ほしいやん」⇨「だって年齢が年齢やし」⇨「ほなはよ結婚せな」←

・・・焦りがダダ漏れの思考ですね。

 

いい大人が付き合い、同棲しているのだから、子供ができる行為はそれなりにあるわけです。

しかもまだ付き合って半年。何度も言いますが、ある程度浮かれているシーズンです。

 

でも妊娠しない。

生理周期も全く乱れない。

まだ二人の時間を楽しめよってことかなーハハハと呑気に彼氏が言うたびに何故か落ち込んでいました。

それどころか(・・・あれ?なんか・・・かゆい時ない?)という不快感を感じる日が少しずつ増えてきたんです。

(これ何かの病気かなー)という気持ちは徐々に大きくなり、ネットで調べた婦人科に軽い気持ちで飛び込みました。予約もせずに。

本当に軽い気持ちです。

だってその日歯医者に向かう途中で少しだけ時間があったので、(ちょっと寄ってみよかな。空いてたら診てくれるやろ)というノリだったのです。

さらに言うとその時不意に頭をよぎった「ブライダルチェック」という言葉。

婦人科に行った事実を報告する=本気で妊娠を希望している=結婚しよか、となる(男が)

という浅はかな想像をしてしまったんですね。思考回路が恥ずかしい。

 

 

でもその時の行動力が私の人生を変えます。

 

 

 

私がその日予約していた歯医者に行くことはありませんでした。